Google Workspace無料版をお試しで利用するには

ここでは、Google Workspaceの無料お試し版について紹介します。利用の流れなどをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

Google Workspace無料版は終了している?

Google Workspaceは、以前「G Suite」という名称で無料提供されていました。しかし、「G Suite」は2022年6月27日に利用期限を迎え、Google Workspaceへのアップグレードが必要になりました。そのため、現在、ビジネス用途でGoogle Workspaceを継続的に無料利用する正式な方法はありません。

ただ、ビジネス向けのプランを無料でお試しすることは可能です。Google Workspace を14日間は無料でお試しできるため、導入を検討している企業におすすめです。

なお、Google Workspace には、「Essentials Starter」という無料プランもあります。個人利用を目的としたプランであり、試用期間の制限なし。ただし登録できる人数が少ないため、個人事業主や小規模企業以外の利用には適していません。

無料のお試し版を利用する流れ

Google Workspaceの無料お試し版を利用したい方は、以下の流れで行いましょう。

企業ドメインなどの準備

  1. 「企業ドメイン」と「特権管理者の担当者情報」を準備しましょう。
  2. 企業ドメインとは、メールアドレスなどの@より後ろにあるものです。ドメイン管理を行うサーバーの管理画面へログインする際の情報も必要です。
  3. 特権管理者として登録する担当者の情報には、アカウント名(メールアドレスの@より前にある部分)や氏名、パスワードが必要です。

無料使用の申し込み・TXTレコード取得

Google Workspaceの「無料使用を開始」をクリックすると、必要事項の入力が求められます。所有するドメイン名などを入力し、無料使用の申し込みを完了しましょう。

申し込み後は、自社ドメイン用にGoogle Workspaceから発行されたTXTレコードを取得します。なお、TXTレコードとは、「ドメインに関する情報をテキスト形式で保存したDNSレコード」のことです。ドメインの所有権の確認や、セキュリティ確保のためなどに使用されます。そのため、指定ドメインの保護に関する項目で「保護」をクリックしましょう。

保護をクリックすると、ドメインの確認を求められます。保護するドメインを再度確認したら、「ドメインを保護」をクリック。

その後「手順2に移動」をクリックすると、確認コードを追加するページが表示されます。「TXTレコード」の項目内の「GOOGLE-SITE-VERIFICATION~」から始まる値(TXTレコード値)をコピーしておきましょう。

DNSにTXTレコードの登録

前の手順でコピーしたTXTレコード値は、Google Workspace のページから移動できる「ドメインネームサーバー(DNS)」の管理画面にて登録する際に使用します。

DNSの管理画面を開き、ドメインのDNS設定に移動します。ドメイン管理会社によって異なるため、「DNS レコード」「ドメイン管理」「ネームサーバー管理」などの項目を探してクリック。TXTレコードを見つけ、コピーしておいた「GOOGLE-SITE-VERIFICATION~」から始まる値を入力して保存しましょう。

ドメイン所有権の確認

DNSへのTXTレコード登録を済ませたら、ドメイン所有権の確認を行います。もう一度Google Workspaceの設定ページを開き、「ドメインを保護」(TXTレコード値をコピーしたページ)をクリック。Google Workspaceがドメイン所有権を確認できると、完了を知らせる旨のメッセージが表示されます。

導入支援を行う会社は無料お試し版の相談も可能

Google Workspaceの導入を検討しているのなら、導入支援会社のサポートを受けるのが安心です。

導入支援会社では、無料お試し版の導入についても相談可能。「Google Workspaceの導入を考えているけれど、どうしたら良いのかよくわからない…」という場合でも、導入支援会社のサポートによってスムーズな導入を実現できるでしょう。
また、導入支援会社では、Google Workspaceの使い方のサポートも行っています。使い方を理解していないと、せっかく導入しても期待した効果を得られないため、ぜひサポートを受けましょう。

「Google Workspaceの無料お試し版の導入サポートから受けたい」「使用時のサポートが必要」「知識豊富なプロからのアドバイスが欲しい」という場合は、導入支援会社への依頼を検討することをおすすめします。

お悩みから選べる
Google Workspace
導入支援会社3選

中小企業が抱えている「社員が少なくIT部門がない」「システム連携するには情シスのリソースがない」「海外拠点に担当者がいない」といった3つのお悩みから選べるおすすめの導入支援会社3社を紹介。導入支援会社の選定にあたっては、Google Workspaceの機能をお試しできる無料トライアルに対応している企業からピックアップ。最大10人のユーザーにビデオ会議やオンラインストレージなどの機能を実際に試してから導入することでスムーズな運用ができるでしょう。

社員が100人以下
企業なら
IT部門がなくても導入できる
NTT
コミュニケーションズ
NTTコミュニケーションズ
引用元::NTTコミュニケーションズ公式HP
https://www.ntt.com/business/lp/smb.html

初歩的なユーザー登録から、つまづきがちなドメインレコードの設定までトータルサポート。IT部門がなく詳しい従業員がいなくても導入・運用ができる。

NTTコミュニケーションズ
の手厚いサポート内容を
公式HPからチェック

NTTコミュニケーションズに
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基幹システム
連携したい企業なら
情シスに代わってシステム連携できる
Coo Kai
Coo Kai
引用元:Coo Kai公式HP
https://www.coo-kai.jp/

企業のニーズに合わせて必要な機能を個別開発が可能。Google Workspaceのツールにはない機能を補完しながら、基幹システムと連携できる。

システム連携できる
Coo Kaiの導入支援内容を
公式HPからチェック

Coo Kaiに
電話で問い合わせをする

海外拠点にも
導入したい企業なら
海外に担当者がいなくても導入できる
KDDI
KDDI
引用元:KDDI公式HP
https://biz.kddi.com/

アジア/オセアニアなど6カ国の現地スタッフが現地語でのサポートに対応。海外拠点にシステム担当者がいなくてもスムーズな導入を叶える。

海外でのサポートが可能な
KDDIの導入支援内容を
公式HPからチェック

KDDIに
電話で問い合わせをする

※Googleで「Google Workspace導入支援」と検索した結果から、Google Workspaceの導入支援のサービスを提供している29の会社を調査。無料トライアルが公式HPにある9社をピックアップ。その中から下記の条件で3社を選出。(調査日:2024年4月17日)
NTTコミュニケーションズ:サーバー設定の代行対応を含む導入から運用までのサポートを唯一提供
Coo Kai:独自のシステム開発に対応し社内基幹システムや別クラウドサービスと連携するサービスを唯一提供
KDDI:唯一海外現地(タイランド,ベトナム,インドネシア,フィリピン,インド,オーストラリア)で現地語でサポートを提供

Google Workspace導入支援会社3選