中小企業や小規模事業者のDX化を推進する目的のIT導入補助金。Google Workspaceを導入するにあたって、IT導入補助金制度は利用できるのでしょうか。このページでは、Google Workspaceの導入の際にIT導入補助金を申請できるのかや注意点についてまとめました。
IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者などがデジタルトランスフォーメーション(DX)推進をはじめ、サイバーセキュリティ対策のためにITツール導入することを支援する制度です。
Google WorkspaceやMicrosoft365、サイボウズoffice、LINE WORKSなど様々なグループウェアIT補助金の対象となっています。
IT導入補助金の通常枠は中小企業・小規模事業者が対象です。補助対象はソフトウェア購入費やクラウド利用料、導入関連費(機能拡張やデータ連携ツール、セキュリティ対策)、導入コンサルティングや保守サポートなど。Google WorkspaceはIT導入補助金の通常枠で申請できます。
IT導入補助金を受け取るためには、IT導入支援事業者を通じて導入すること、グループウェア単体では申請できないこと、他の業務プロセスソフトと併せて申請するなどの注意事項があります。以下で詳しい注意点を解説します。
ITツールの導入時に補助金を受け取るためには、IT導入支援事業者を通じて購入する必要があります。直接購入した場合は補助金の対象外となってしまうため、注意しましょう。
グループウェア単体での申請はできず、業務プロセスに該当する他のソフトウェアと一緒に申請する必要があります。「顧客対応・販売支援」や「会計・財務・経営」などのソフトウェアと併せて導入を検討してください。ただし、複数のプロセス機能を持つソフトウェアと組み合わせればグループウェア単体でも申請できることがあります。
通常枠でグループウェアを導入する場合には、導入費用の半額が補助金として受け取れます。補助対象には、グループウェア、他のソフトウェア、導入コンサルティング、セキュリティサービスの費用が含まれます。補助額は5万円から450万円までで、クラウド利用料は最大2年分まで補助対象です。補助金はIT導入補助金事務局の審査後に受領できます。
Google Workspace導入時は、IT導入補助金を利用可能です。グループウェア単体では申請できず、他の業務プロセスソフトと併せて申請が必要となります。また、IT導入支援事業者から導入する必要がありますので、注意しましょう。
トップページでは、中小企業の方が抱えているお悩み別に、自社に適した支援会社を選べる3選を掲載しています。導入支援会社にサポートしてもらいながら、スムーズに導入しDX化を推進しましょう。
中小企業が抱えている「社員が少なくIT部門がない」「システム連携するには情シスのリソースがない」「海外拠点に担当者がいない」といった3つのお悩みから選べるおすすめの導入支援会社3社を紹介。導入支援会社の選定にあたっては、Google Workspaceの機能をお試しできる無料トライアルに対応している企業からピックアップ。最大10人のユーザーにビデオ会議やオンラインストレージなどの機能を実際に試してから導入することでスムーズな運用ができるでしょう。
初歩的なユーザー登録から、つまづきがちなドメインレコードの設定までトータルサポート。IT部門がなく詳しい従業員がいなくても導入・運用ができる。
企業のニーズに合わせて必要な機能を個別開発が可能。Google Workspaceのツールにはない機能を補完しながら、基幹システムと連携できる。
アジア/オセアニアなど6カ国の現地スタッフが現地語でのサポートに対応。海外拠点にシステム担当者がいなくてもスムーズな導入を叶える。
※Googleで「Google Workspace導入支援」と検索した結果から、Google Workspaceの導入支援のサービスを提供している29の会社を調査。無料トライアルが公式HPにある9社をピックアップ。その中から下記の条件で3社を選出。(調査日:2024年4月17日)
NTTコミュニケーションズ:サーバー設定の代行対応を含む導入から運用までのサポートを唯一提供
Coo Kai:独自のシステム開発に対応し社内基幹システムや別クラウドサービスと連携するサービスを唯一提供
KDDI:唯一海外現地(タイランド,ベトナム,インドネシア,フィリピン,インド,オーストラリア)で現地語でサポートを提供